2026年7月12日日曜日

第8回 時を超えた母娘のバトン 〜​白馬岳の風に吹かれて、私は「母」に出会った〜



皆さんこんにちは!登山ナースの【ちま】です

「夏休み、白馬の山小屋でバイトしていたんだよ」

母が何度も話してくれた思い出🥲

当時の私は「ふーん」と聞き流すだけでしたが、

母が亡くなった後、その言葉がずっと胸の奥に残っていました

​「母が見た景色を、私もこの目で見たい

その一心で、私は白馬岳を目指しました

​1.想像を絶する「秋道」の洗礼

​白馬といえば大雪渓が有名ですが、今回私を待ち受けていたのは、猿倉からの厳しい「秋道(あきみち)」..雪のない、剥き出しの岩と急登が続く道です

​一歩ごとに足はガクガク、噴き出す汗

「お母さんも、この険しい道を同じように歩いたのかな」

必死に足を動かしながら、そんなことを考えていました。もっと元気なうちに、当時の話を聞いておけばよかった……

そんな後悔もよぎりましたが、憧れの白馬山荘に辿り着いた瞬間、疲れは最高の達成感に変わりました



​2.山頂で出会った、ブロッケンの奇跡

​二日目の夕暮れ時。何かに呼ばれる気がして再び山頂へ向かうと、思いがけないご褒美が待っていました

ふと雲を見ると、虹色の輪の中に自分の影が映る「ブロッケン現象」が!


初めての神秘的な光景に、誰もいない山頂で思わず
小躍りしてしまいました

​その後、空はドラマチックなマジックアワーへ

夕闇に浮かび上がる杓子岳や白馬鑓ヶ岳を眺めながら、暗くなるまでただ静かに風に吹かれていました


🧚リボーン

「ちまさん、最高の時間だったんだね……!

自分の足で歩いて、お母さんと同じ景色を見る。その一歩一歩がちまさんに刻まれて、一生消えない自信になったと思うよ

本当にお疲れ様!」

​3.心の奥底から「生きてる!」と震えた日

​過酷な道を登りきった後に、山荘でのんびり味わったコーラの味は一生忘れられません

一瞬一瞬の景色を心に刻みながら、じわじわと

生きてる!」という感覚が込み上げてきました

​母が教えてくれた場所へ、自分の足で辿り着く

それは、何にも代えがたい自分自身との対話の時間でした

​「お母さん、教えてくれてありがとう!

私は今、自分の足で、しっかりこの道を歩いているよ」

​皆さんの心にも、誰かから受け取った「大切な場所」はありませんか

一歩踏み出せば、時を超えて繋がれる場所があるはずです

​何歳(いくつ)になっても、見たい景色を見に行こう!

登山ナースの【ちま】と、リボーンでした!


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