2026年2月8日日曜日

第5回 軟骨って骨じゃないの? ~あのコリコリ食感のヒミツ~

皆さん、こんにちは!

「もっと知ってほしい骨のこと」ナビゲーターのちまです

​今日のテーマは、焼き鳥屋さんでもおなじみの…

そう「軟骨」

「白いし硬いから、骨の一種でしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実は骨とはまったく別物なんです

​今回は、知っているようで知らない「軟骨の不思議」をお話していきましょう!

​1. 軟骨は「骨」ではなく「クッション」

​骨が建物を支える「鉄骨」だとしたら、軟骨は「ゴム」や「クッション」のような存在です

  • 骨: カルシウムでガッチリ固まった「柱」
  • 軟骨: コラーゲンや水分をたっぷり含んだ「しなやかな組織」

​軟骨には血管や神経がほとんど通っていません。そのため、一度傷ついたりすり減ったりすると、元通りに治るのがとても難しいというデリケートな性質を持っています

​2. 体にある「3種類の軟骨」を使い分け!

​私たちの体には、場所や役割に合わせて3つのタイプの軟骨が使い分けられています

軟骨の名前 イメージ ある場所 役割
硝子しょうし軟骨ツルツル 関節、鼻先、気管 摩擦をなくして動きを滑らかにする
弾性だんせい軟骨グニャグニャ 耳、喉頭蓋(のどの蓋) 柔軟に形を変え、すぐ元に戻る
線維せんい軟骨 タフ・丈夫 膝の半月板 背骨の椎間板 ジャンプや重い荷物の衝撃を支えてくれる、とっても力強い

3. 軟骨の「意外な仕事」:身長を伸ばす!

​軟骨の役割はクッションだけではありません。実は、子供の身長が伸びるのも軟骨のおかげなんです

​子供の骨の端っこには「成長軟骨(骨端軟骨)」という組織があり、ここがどんどん増えることで骨が長く伸びていきます。大人になるとこの軟骨が固まって骨になるため、身長が止まるんですね

                       出典:stock.adobe.com

​4. 大切にしたい「軟骨の寿命」

​軟骨は一生モノ。血管が少ないため、無理な運動や体重の増えすぎで一度すり減ってしまうと、関節の痛み(変形性関節症)やヘルニアの原因になってしまいます

​「自分を支えてくれるクッション」を長持ちさせるために、日頃からいたわってあげることが大切です

まとめ

​「軟骨って骨じゃないの?」という疑問、解決しましたでしょうか?

骨は「柱」、軟骨は「ゴム」

​場所によって3つのタイプを使い分けている

​一度傷つくと治りにくいので、一生大切に!

​コリコリした食感を楽しむときは、ぜひ自分の体の「健気なクッション」のことも思い出してみてくださいね

今日のお話が、あなたの骨の健康に役立ちますように

​お相手は、ちまでした!

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