2026年2月24日火曜日

第33回 骨粗しょう症の精密検査って?〜どこにいけば?いくらかかる?〜(DXA法編)

皆さん、こんにちは!

「もっと知ってほしい骨のこと」ナビゲーターのちまです

​前回の配信では、簡易的な骨密度検査についてお話ししました。その結果「精密検査が必要」と言われたら、少し不安になりますよね

​今回は、骨粗しょう症診断の「真打ち」とも言える精密検査「DXA(デキサ)法」について詳しく解説します。検査への不安を解消して、前向きな気持ちになってもらえると嬉しいです!

​1. 精密検査「DXA(デキサ)法」ってどんな検査?

​DXA法は、ごく少ない量のX線を使って、骨密度を非常に正確に測定する方法です。国際的にも最も推奨されている「世界標準」の検査なんですよ

​検査の受け方と部位

測る場所によって、検査の姿勢が少し異なります

測定部位

受け方

特徴

腰(腰椎)& 足の付け根(大腿骨)

ベッドに仰向けに寝るだけ

最も標準的な測定。 骨折しやすい重要な部位を直接チェックします

手首(橈骨)

椅子に座って腕を置くだけ

人工関節が入っている方など、腰や足での測定が難しい場合に行います

【ここが安心ポイント!】

  • ​痛みは全くありません
  • ​装置が体の上をゆっくり動くだけで、数分程度で終わります
  • ​放射線の量は非常に少なく、体への負担も抑えられています

2. 気になる費用は?保険は適用されるの?

​精密検査の費用についてもご安心ください。医学的な必要性があると判断されれば、健康保険が適用されます

  • 保険適用の場合(3割負担): 1,000円〜1,500円程度
    • ​簡易検査で「再検査」となった方
    • ​過去に軽い衝撃で骨折した経験がある方
    • ​閉経後の女性や高齢の方など
  • 自費診療の場合:4,000円〜5,000程度
    • ​特にリスクはないけれど「念のためドックとして受けたい」という場合

​3. どこで受ければいいの?病院選びのコツ

​DXA法を受けるには、専用の装置がある病院を選ぶ必要があります

  • 場所: 整形外科クリニックや、骨粗しょう症の専門医がいる病院がおすすめです
  • 確認方法: ウェブサイトで「DXA(またはDEXA)あり」と記載されているか確認するか、電話で問い合わせてみましょう
  • 伝え方: 受診の際は「検診で精密検査が必要と言われた」「将来が心配で測定したい」とはっきり伝えてくださいね。当日中に検査と結果説明を受けられる病院も多いですよ

​💡 ちまのエピソード:骨密度が正常でも折れることがある!?

​私の父は、昨年、玄関で尻もちをついて腰椎の圧迫骨折を起こしてしまいました

驚いたことに、精密検査の結果、父の骨密度は「正常」だったんです

​原因は、長年患っている糖尿病でした。骨の「密度(量)」は十分でも、病気の影響で骨の「質」が劣化していたため、折れやすくなっていたのです

数値だけでなく、持病や生活習慣を含めて、お医者さんにトータルで診てもらうことの大切さを痛感した出来事でした

​おわりに

​DXA法は、痛みもなく短時間で、あなたの骨の「真実」を教えてくれる検査です

​さて次回はいよいよ「骨密度の検査結果、どこをどう見れば、自分の状態がわかるのか」という最も大切なテーマを解説します。診断基準についても詳しくお話ししますので、どうぞお楽しみに!

​今日のお話が、あなたの骨の健康に役立ちますように

お相手は、ちまでした!

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