2026年8月27日木曜日

第11回 高速から淡路島に降りたら、神々からの「ちゃんと見ていますよ」出会った話 ​〜淡路・高知で繋がった点と点〜

皆さん、こんにちは!登山ナースの【ちま】です


今回は、淡路島から始まった、ちょっと不思議な

“つながりの旅”についてお話しします


■ きっかけは、ほんの思いつき


いつもは通り過ぎるだけだった淡路島。 今回はふと、「ちゃんと島に降りてみたい」と思ったのが始まりでした

調べていくうちに、 ・海から山頂まで歩ける「シートゥーサミット」ができる山があること

・以前見た“逆五芒星”の一点が淡路島だったこと


そんな点と点が、少しずつつながっていきました

気づけば、しっかりした計画というよりも、 “何かに導かれるように”旅の流れができていた感覚でした

■ 舞台は諭鶴羽山へ

今回の舞台は、淡路島の最高峰・諭鶴羽山(ゆづるはさん)

「私にできるかな」という不安もありましたが、 最終的には「海から自分の足で登ってみたい」という気持ちが勝ちました

■ 海に触れた瞬間、スイッチが入る

スタート地点で、師匠に「ちゃんと海を触ってから行くよ」と言われ、 波打ち際で海水に触れた瞬間、不思議と迷いが消えていきました

そこからは、ただ一歩一歩に集中する時間

登山中は、余計な思考が静かになり「今、ここ」に戻ってくる感覚がありました

昔この参道を歩いた人たちの姿を想像しながら、 同じ道を自分の足でたどる時間は、とても静かで贅沢でした

■ “整えること”がくれた余白

今回、最後までクリアな感覚で歩けたのは、 小さなケアを積み重ねていたからだと思います

・こまめな水分補給(30分ごと)

・早めの栄養補給

・レイヤリングの調整

バテる前に整えることで、心にも余白が生まれ、 その瞬間瞬間の景色をしっかり味わうことができました


■ 伊弉諾神宮で感じたつながり

下山後は、伊弉諾神宮へ

実は「伊弉諾」という漢字をその時まで正しく読めておらず、 現地で初めて、諭鶴羽山と同じ神様にゆかりがある場所だと知りました

「あ、つながってるんだ」と、静かに驚いた瞬間でした


■ 高知での不思議な出来事

その後訪れた高知でも、不思議な出来事がありました


神社のそばを通ったとき、 どこからか鶏の鳴き声が響き、何度も繰り返されました

気になって立ち寄り、そのままお参りをすることに

そして境内を出ようとしたとき、 そこにアマテラス様の石像があるのに気づきました



まるで、


「ちゃんと見ていますよ」


そう言われたような感覚でした

普段から空に向かって、「助けて」や「ありがとう」とつぶやいていた言葉が、 返ってきたような、不思議な温かさがありました


■ さいごに

今回の旅は、特別な修行でもトレーニングでもなく、 「やってみたい」と思った方向へ進んだだけのものでした

それでも、気づけば景色や出来事がつながり、 ひとつの物語のようになっていました

何歳(いくつ)になっても、見たい景色を見に行こう!

登山ナース【ちま】と、リボーンでした!


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2026年8月9日日曜日

第10回 玄関で「真っ白な灰」になる夜。〜骨を守る本当の特効薬とは?〜

1. 玄関に座り込んだまま、動けないあなたへ

​「ただいま……」

​そう言ったきり、靴を脱ぐ気力もなく玄関に座り込んでしまう⋯

そんな夜はありませんか?

​私【ちま】も今日一日の外来は、まさに戦場でした

終わりのない問診

一瞬の油断も許されない医師とのやり取り

そしてスタッフ間の調整⋯

​看護師としてフル回転し、常に「誰かのため」に神経をすり減らした一日の終わり

鏡に映るのは、まさに真っ白に燃え尽きた自分の姿

心がすり減ることが「日常」になり、感覚が麻痺していても、体だけはもう嘘をつけないところまで来ているのかもしれません

​2. 知識では分かっていた「コルチゾール」の怖さ

​🧚リボーン:ちまさん、お疲れ様!

今、ちまさんの体の中は大変なことになってるよ

まさに『コルチゾール祭り』だよ!


​……分かってる。私はこれでも骨粗鬆症マネージャー

ストレスを感じると分泌される「コルチゾール」が、骨を作るチームの邪魔をして、逆に骨を壊すチームを元気にしてしまう仕組みは、耳にタコができるほど勉強してきました

​でも、知識として知っていることと、自分の身体でそれを「実感」することは別物でした

診察室の張り詰めた空気

飛び交う指示

ドクターの集中力⋯

プロとして自分を奮い立たせるたびに、本能が「もう限界だよ」とブレーキをかけていたのです

​💡 ちまの「骨」と「心」の保健室

​コラム:コルチゾールは、あなたを守る「防衛隊長」

​骨に悪影響を与えると言われる「コルチゾール」ですが、実は私たちの体を守るために欠かせない「熱血な防衛隊長」のような存在です

​本来の仕事:

ストレスという「敵」が来たときに、心拍数を上げたりエネルギーを燃やしたりして、私たちが戦える状態(戦闘モード)を整えてくれます

炎症を抑える役割もあり、体にとってなくてはならない味方です

問題は「ブラック労働」:

外来での緊張やスタッフ間の調整など、ずっとストレスが続くと、この隊長は休む暇もなく24時間働き続けることになります

骨への影響:

隊長があまりに「戦闘モード」で張り切りすぎると、体はサバイバルを優先してしまい、「骨を新しく作る(骨芽細胞の活動)」というメンテナンス業務を後回しにしてしまうのです


つまり、骨を守るためには、この働きすぎな防衛隊長を「休ませてあげる時間」がどうしても必要なのです

​3. 山と道端の小さな変化が、心を溶かす

​ストレスホルモン(防衛隊長)が静まる瞬間は目に見えません

けれど、【ちま】は知っています!!

​山で必死に身体を動かしているとき🧗
お散歩の途中で「あ、こんなところに花が🌼!」という発見をした瞬間
あんなに私を支配していた「悶々とした気持ち」から、ふっと解放されることを⋯

​今朝も、仕事のストレスを抱えたまま近所を歩いてみました
新しく開通した道、リニューアル中の公園、
桜の蕾に宿る微かなピンク色🌸
そんな「外の世界の小さな変化」に心を動かし、
隣を歩く相方と他愛のない会話を交わす
その瞬間、私の心は少しずつ穏やかに満たされていきました

​4. 「オフ」のスイッチこそが、骨を救う!!


​🧚リボーン:その『嫌な感情から離れる瞬間』こそが大事なんだよ
脳がストレスから切り離されると、身体の緊張が解けて、防衛隊長も『よし、今は平和だな』とようやく持ち場へ帰っていけるんだから

目には見えないけれど、ちまさんの骨はその瞬間に『ふぅ〜』と一息ついているんだよ



​私が山へ行くのも、お散歩をするのも、単なる趣味ではありません

それは、仕事で「真っ白になった自分」を、
「彩りのある自分」に戻し、働きすぎた防衛隊長を休ませてあげるための、骨への一番の特効薬なのです

​5. 自分を愛することが、骨を愛すること

​今、仕事や人間関係で悶々としているあなたへ

あなたの骨は、あなたが思っている以上にあなたのストレスを一身に受け、健気に支えてくれています

​マネージャーとして断言します

今のあなたに必要なのは、これ以上頑張ることではありません

​「自分を悶々とした場所から連れ出してあげること

​これこそが、強い骨を作るために何よりも不可欠なことなのです

​太陽を浴び、風を感じる
場所を変えて、空気を変える
それだけで、あなたの骨はもっと自由に、あなたを明日へと運んでくれるようになります

​今夜は、自分の身体にこう声をかけてあげてください

「今日もお疲れ様!私の骨。よく耐えてくれたね〜」

​その一言が、明日を支える「わたし」を強くしてくれます

何歳(いくつ)になっても、見たい景色を見に行こう!

​登山ナースの【ちま】と、リボーンでした

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2026年8月1日土曜日

第1章 番外編② ドミノ骨折を止める未来へ ~「治す医療」から「防ぐ医療」へ~

皆さん、こんにちは!

「もっと知ってほしい骨のこと」ナビゲーターのちまです

今回は番外編 後編です!!

前回は、「ドミノ骨折」という言葉についてお話ししましたね(^^)

一度骨折すると、その後も別の骨折を起こしやすくなる――それが「ドミノ骨折」です


現在、日本では、一度骨折した方が次の骨折を起こさないように支える「二次骨折予防」という取り組みが広がっています


医師や看護師、薬剤師、理学療法士など、多職種が連携し

「骨折を治して終わり」ではなく、「次の骨折を防ぐ」ことを目標に支援する考え方です

超高齢社会を迎えた日本にとって、とても重要な取り組みだと感じています

一方で、私にはもう一つ願いがあります


それは、「最初の骨折を防げる社会」をつくることです

骨折してから治療を始めるのではなく、骨が弱くなり始めた段階で気づき、早めに対策できる未来

AIなどの技術が進歩する今、そのような医療が当たり前になる日も、そう遠くないのではないかと期待しています


「いつの間にか骨折」という言葉が骨粗しょう症を知るきっかけになったように、

「ドミノ骨折」という言葉も、骨折の連鎖を防ぐ大切さを伝える言葉として広がっていくでしょう


骨粗しょう症は、「年齢だから仕方がない」と諦める病気ではありません

正しい知識と予防、そして適切な治療によって、未来は変えていくことができます


私は、いつか「ドミノ骨折」という言葉が必要なくなるくらい、多くの方が最初の骨折を防げる社会になってほしいと願っています


その積み重ねが、

何歳になっても自分の足で歩き、自分の見たい景色を見に行ける未来につながると信じています


今日のお話があなたの骨の健康に役立ちますように

お相手は、ちまでした!

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