皆さん、こんにちは!
「もっと知ってほしい骨のこと」ナビゲーターのちまです
小さなお子さんのいるご家庭で、一番多い骨のトラブルを知っていますか?
実は「肩」よりも、圧倒的に「肘(ひじ)」なんです。
「手をつないでいたら、急に泣き出した」
「腕をだらんと下げたまま、全然動かそうとしない……」
これ「肘内障(ちゅうないしょう)」かもしれません。パパやママが焦らないためのポイントをまとめました!
1. 肘内障って、どんな状態?
大人の脱臼が「脱線事故」なら、子どもの肘内障は「骨が靭帯(じん帯)の輪っかに、半分挟まった状態」です
|
状態 |
脱臼(大人に多い) |
肘内障(子供に多い) |
|---|---|---|
|
イメージ |
関節の「脱線事故」 |
靭帯が骨の隙間に「挟まり事故」 |
|
原因 |
強い衝撃で骨が完全に外れる |
腕を引く力で骨が半分ズレる |
|
特徴 |
変形や腫れが目立つ |
見た目は普通だが動かせない |
💡 ここで第12回をチェック!
お子さんの骨は大人に比べてまだ柔らかく、関節を支える靭帯も「ゆるゆる」なのが特徴です
大人の骨との違いについては[第12回 子どもの骨は大人のミニチュアじゃない?〜グングン伸びる秘密と、一生モノの土台作り〜こちら] で詳しくお話ししています 。ぜひ合わせて読んでみてくださいね
2. 「私の不注意で…」と自分を責めないで!
肘内障は日常の本当にちょっとしたことで起こります
- 歩行中: 転びそうになった子の手を、反射的にグイッと支えた
- 遊び中: 「高い高い」で手首を強く持ってしまった
- お着替え: 急いで無理に袖に腕を通そうとした
これらは5歳くらいまでのお子さんには本当によくあること。自分を責めずに、まずは落ち着きましょう!
3. 「肘が抜けたかも」と思ったら
もしお子さんが腕を下げたまま泣き止まなかったら、この「2大原則」を守ってください
- 絶対に、無理やり自分で戻そうとしない! (骨折を見落としたり、神経を傷つけるリスクがあります)
- すぐに「整形外科」を受診する!
お医者さんに「コトッ」と正しい位置に戻してもらえば、さっきまでの大泣きが嘘みたいに、その場でおもちゃで遊び始める子がほとんどですよ
💬 ちまのワンポイント・アドバイス
肘内障は、骨や靭帯がしっかりしてくれば、自然と起きなくなります
それまでは、手をつなぐ時に手首ではなく「肘より上の腕(二の腕)」を支えてあげるのが、再発を防ぐコツです!
今日のお話が、あなたとご家族の骨の健康に役立ちますように
お相手は、ちまでした!
【今回のエピソードを聞く】
YouTube
Spotify
0 件のコメント:
コメントを投稿