2026年2月11日水曜日

​第11回 男性も他人事じゃない!~静かに忍び寄る「骨粗しょう症」~

皆さん、こんにちは!

「もっと知ってほしい骨のこと」ナビゲーターのちまです

​「骨粗しょう症って女性の病気でしょ?」

もしそう思っている男性がいたら……ちょっと待ってください!

もし旦那さんやパートナーがそう思っていたら、「貴方も他人事じゃないんだよ」と教えてあげてほしいんです

​今回は、意外と知られていない「男性の骨の健康」についてお話しします

​1. 数字で見る「男性の骨」のリアル

​日本で骨粗しょう症(予備軍含む)の男性は、なんと約410万人[1]もいます

​女性に比べて意識されにくいのですが、男性の骨粗しょう症は「他の病気や薬の影響」で起こりやすいのが特徴。さらに怖いのが、「骨折した後のダメージが男性の方が大きい」というデータです

股関節を骨折した後の1年以内の死亡率は、女性よりも男性の方が高いという報告があります[2]

性別

1年後の死亡率

女性

約 10%

男性

約 19% 〜 20%

「まさか自分が」と思っている間に進行し、生活が一変してしまう。これが男性の骨粗しょう症の怖さなんです

​2. 男性特有のリスクチェック!

​あなたは、あなたのパートナーは、大丈夫ですか?

  • 生活習慣: タバコを吸う、お酒をたくさん飲む
  • 持病: 慢性腎臓病、COPD、関節リウマチなど
  • 薬: ステロイド薬を長期で使っている
  • 加齢: 男性ホルモンの変化

​男性は、体の変化を見て見ぬふりをしてしまいがち

でも骨は悲鳴を上げずに、ある日突然ポキッと折れてしまいます

項目

男性への影響

主な原因

生活習慣(酒・タバコ)、持病、薬剤の影響が多い

自覚症状

ほとんどなし(「沈黙の病」)

骨折後のリスク

女性より死亡率が高い傾向があり、重症化しやすい


​3. 今日からできる「骨マネジメント」

​「自分は関係ない」を卒業して、今日からできる対策を始めましょう!

  1. 食事のアップデート カルシウムとビタミンD(魚、きのこ、卵など)を意識して摂る!
  2. 骨に衝撃を与える運動 ウォーキングや筋トレなど、骨に「重力」をかけるのがポイントです
  3. 悪い習慣の見直し 禁煙と、ほどほどのお酒を心がけましょう
  4. 骨密度検査を受ける 「自分は大丈夫」を数字で確認!パートナーから「一度受けてみたら?」と勧めてあげるのも素敵ですね

​まとめ:ちまからのメッセージ

​骨粗しょう症は、早く見つけて対策すれば、骨折のリスクをしっかり減らせる病気です

​いつまでも自分の足で歩き、趣味や仕事を全力で楽しむために

男性の皆さんも、ぜひ一度「自分の骨」と向き合ってみてくださいね

​今日のお話が、あなたの骨の健康に役立ちますように

お相手は、ちまでした!

​(出典・参考文献)

  1. 日本生活習慣病予防協会骨粗鬆症の推計患者数(40歳以上)は(2015年のデータに基づく)
  2. 出典元:日本骨折治療学会(JSFR) 「大腿骨近位部骨折全国調査報告」という資料の中で、性別ごとの予後(その後の経過)が詳しく解析されています。確認方法: 日本骨折治療学会 公式サイト(一般の皆様へ) ※こちらのサイト内の「大腿骨近位部骨折」に関する解説ページに、最新の動向が掲載されています
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